エリヤフ・ゴールドラット博士の制約理論は、

プロジェクト工期短縮と利益の増加に威力を発揮します。




思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!―会社のダメなところがわかる“TOC思考プロセス” |村上 悟 /石田 忠由 /佐々木 俊雄

思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!―会社のダメなところがわかる“TOC思考プロセス”思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!―会社のダメなところがわかる“TOC思考プロセス”
村上 悟 /石田 忠由 /佐々木 俊雄
中経出版 刊
発売日 2003-03
価格:¥1,365(税込)


TOCの理論と実践を解説した好評シリーズの第4弾。今回は、組織変革をはじめとするあらゆる問題解決の手法として、TOC思考プロセスをひも解いている。問題を個々に分析してとらえるより、包括的な関係性のなかでとらえるというのがTOCの発想であるが、これは個人の認識のしかたに深くかかわるものであり、実際の現場ではなにを制約条件とするかが人によってバラバラという事態も起こりえるだろう。
本書では、TOCの「因果律」や論理ツリーなどの一連の枠組みを、「抵抗派」も納得させる共通理解のプロセスと位置づけており、変革のマネジメントにおける有力なツールとして大いに期待できる。
具体的には、問題の各要素の表現法や因果関係の求め方、「正当性の異議理由」というツリーを検証するためのルール、「現状問題構造ツリー」をはじめとする5つのツリーなどを示して、問題解決の実行計画までを導いている。論理学特有の複雑さはあるものの、具体的な指南を交えて解説しているためわかりやすい。
本書はさらに、生活習慣病に陥ったビジネスパーソンの問題解決例をあげてツリーの作り方を実践してみせるほか、組織でTOC思考プロセスを展開する際のポイントも指南している。個人のツリーは自己啓発の意味でも示唆的で、また組織の事例では問題解決のコミュニケーションの貴重なノウハウが学べる。TOCの解説書であるが、一般の論理思考のトレーニングとしても役立つはずだ。(棚上 勉)

TOCを実際に使うための本 2005-11-01
ゴール2に感動した人間が次に読むべき本である。内容が実践的であり、さらに具体例が平易で分かりやすいからだ。実践的というのは、TOCの本の中では教科書というより問題集的な立ち位置だからだろう。他の本も読んではしてみたものの、まずは手法の説明が永遠と書いてあった。用語の名前やら、丸にすべきか四角を書くかなどなど。それに対して、本書は一つの例を使いまわして具体例から問題の解き方を一般化している。短時間で本質をつかむことが出来る。具体例に利用しているのは、ダイエットの仕方についてである。各フェーズについての詳細な記述は、ダイエットにここまで時間をかける意味はあるのかという気になるものの、おかげで全てのことに適用できると確信できた。この本を読めば、必ずTOCの本質をつかむことが出来るだろう。


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この記事は2006/6/1に作成しました。

【エリヤフ・ゴールドラット博士の経歴】
1948年生まれ。イスラエルの物理学者。

1984年に「ゴール」を発表し、TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)の提唱者として知られる。